
HOME > 会社情報 > 社長 古材への熱い想い
古材はどれをとっても世界にひとつしかない1点もの。圧倒的な存在感、独特な風合い、昔の匠が刻んだ仕事の跡、全ての古材がそれぞれの歴史を身にまとい光り輝いています。どうぞ、お客様のご希望や想いを私、材木屋三代目に伝えて下さい。必ず・・・とは約束できませんが、精一杯あなたの気持ち・想いに、お応えさせていただきます。
ある日、石川県羽咋市に住むTさん夫婦からメールで問合せがありました!内容は「今住んでいる家の隣に、元住んでいた古い家があります。その古い家を私達若夫婦が住めるように直せるものかどうかを見ていただけますか?」とのことでした。
その家はそんなに大きな家ではないけれど、北陸特有のワクノウチの家でした。古い家なので、“うし”と呼ばれる丸太は松です。(ケヤキのうし丸太を使用しているのも多いのですが、ケヤキを使用してあるのは比較的新しい年代なのです。)
なんとかしてあげたかったが、何度かの改修工事のやり方が拙く、大事な柱が大きく欠損があったり、虫食いの状態も被害が大で改修工事は無理だと判断をしました。
そして、結論として、ケヤキや竹など再利用できる物は極力利用する事として、Tさんの先祖が育ててくれた山の木を使って家を新築する事となりました。(・・・これはこれで、まだまだ話し尽くせない物語があるのですが、またの機会に話すとして・・・。)
解体されることとなった古い家には、曲がった松の細丸太の梁があちこちに使われていました。昔の大工さんの仕事の跡が残った丸太でした。趣きはあるけれど、残念ながら北陸では、ケヤキの丸太以外はほとんどゴミとなってしまう・・・・使う人がいないのが現実でした。
Tさんの家も御多分にもれず、丸太のほとんどが地元の解体業者によって廃棄されてしまいました。
私自身も、引き取っても使用できずにゴミの山と化すのは目に見えていたので、その時は何にも言えなかったのです!・・・ただ、「もったいないなぁ。」という、なんとも割り切れない気持ちだけが私の心に残ったのです。
それから半年ぐらいしたある日、以前から私のブログにコメントを入れてくださっているある方が、≪古材を扱い、それを全国ネットで流通させよう!≫としている事を知りました。そして、その方も材木屋の家に生まれた後継だったのです。
「縁というものは、本当にどこにあるか解らないな!」とその時まさに実感したのです。さらにその方も青年会議所のOBで理事長経験者・・・こりゃ、会うしかないな!と、その後はとんとん拍子で話は進みました。
古材を扱うと決めた後、色々な資格を取ったり研修を受けたりの準備期間を経て、平成19年の年末にいよいよ「加藤製材所 古材倉庫 富山店」を開業する事となりました。
古材は三方良しの仕事です。お客さんは、想いのこもったもったいない古材を無駄にすることなく、また解体費用も助かります。一方、古材を使いたい方も大変喜ばれます。そして世間の皆様にも究極のリユースとして貢献できます。
良い仕事に出会えたことを心から喜び、皆さんの役に立てるように頑張ります。
加藤製材所 代表取締役 加藤 明博

加藤製材所の古材鑑定士
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